少女不十分
こんにちは、朱都遥未Kです!
今回は、西尾維新先生の小説”少女不十分”を紹介したいと思います。はっとりみつる先生のコミカライズも併せて紹介していきます!
西尾維新先生といえば、”戯言シリーズ”や”物語シリーズ”など、有名作品が多いですよね! 私は維新先生の作品が大好きですので、”伝説シリーズ”に”忘却探偵シリーズ”、”最強シリーズ”と所有、読破しております!
維新先生について語っていけばもう止まらないので、それについてはまたの機会にということで、今回は前述したとおり、”少女不十分”の紹介したいと思います!
少女不十分は、西尾維新先生デビュー10年目に書かれた作品で、2011年に講談社ノベルスで出版されました。私が持っているのは、それがのちに文庫化されたときの物です。
この本の発売文句は
「僕はこの小説を書くのに、10年かかった」
いやあ、かっこいいですねえ。維新先生デビュー10年目の小説のタイトルがこれって、どれだけファンの期待をあおるんでしょうねえ。ほんと、当時購入しなかった自分に今すぐTSUTAYAに走れ! と言いたい……っ!
内容にも少し触れていきましょう。
本作品は、小説家として10年活動したある男が、まだデビューしていない大学時代を想起していく物語です。
私はこの時点で、維新先生本人が主人公だと思い込みました。まあ、内容的にそれはないんですけどね。簡単にストーリーを言えば、大学生の主人公が女子小学生に誘拐される話、ですね。
まあ、この時点でもう読むしかないと思わせる魅力があふれまくってますね。もうこれ以上の言葉は無駄かもしれません。
まあ、蛇足をいくつか。
この作品の魅力は、
非現実的なリアリティー
とでも表現しましょうか、この作品全体は、明らかなフィクションであるにもかかわらず、その語り口から強いリアリティーを感じます。何がそうさせるのかといえば、やはり言葉選びの巧みさなのでしょう。読者に適度な情報を与えつつ、上手く想像を広げさせる。
維新先生の作品の中では、実はこの作品が私一番のお気に入りです! ある程度維新先生の作品に触れた、西尾維新中級から上級の方に勧めたい作品ですね。
また、この作品はコミカライズもされています。全三巻ですでに完結しています。まあ、ストーリーが面白いことは分かっているので、間違いはないですね。よくそのワールドを絵に落とし込んでいると思います。こちらから入ったとしても十分に”少女不十分”の魅力が伝わるのではないでしょうか。
私としましては、やはり西尾維新先生の作品はアニメでも漫画でもなく文章上でこそ映えるものであると思いますので、ぜひコミカライズを読みましたら小説の方にも手を伸ばしていただきたいと思います。
以上、朱都遥未Kがお送りいたしました! これをきっかけに、西尾維新作品に手を伸ばしていただけたらと思います!
ただの布教でした!
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